他にも書きたい感想や記事がいっぱいあるんですけど、これは絶対に感想書くって決めたんで、書きます。
 
 
風俗で奨学金を返そうとする女の子と、隣に住むろくでもないバンドマンの話。
声優:一夜愛、馬並ペガサス、そば太郎
サークル:紅差し
 
 
未視聴の方には私が何を言ってるんだか分からないかと思うんですけど、このお話でいかに天上かなめと高山漠が恵まれているのか(?)が分かったわ・・・・・・あいつらは意外と運命に恵まれているよ・・・・・・
 
ちなみになんですけど、私は結構佑樹くんも好きなので、今回佑樹くんが出てこなくてちょい寂しかったです・・・・・・とまあ私のむっちゃ個人的意見などどうでもいいので放っておくとして。
 
はい、今回は久し振りに実況形式で感想を述べたいと思いま~す!
・・・・・・と、その前にネタバレなしの全体の感想を述べますね。そこから勢いだけで突き進むネタバレ込みの実況感想に移りたいと思います。
 
今回のストーリーはですね、なんて言えば良いんだろう・・・・・・なんて説明すれば良いんだろう・・・・・・私は切なかったです、とても。
これは私の所感ですが「自分が予想していたよりもシリアスな展開に殴られて衝撃を受けた」って感じです! 何を言っているか分からないでしょう。私も自分で言った割に日本語大丈夫?って思っているので大丈夫です(?)
シリアスですごく重かったんですけど、まごうことなく純愛の物語でした。真っ直ぐヒロインを慕う彼と、溢れんばかりの優しさに満ちた主人公のお話です。
でもごめんなさい。ネタバレに配慮した上で物語の概要を説明するのが無理すぎるんで、これ以上あらすじには触れないでおきますね。
 
そうだそうだ。あと前作と比べて中瀬さんがすごい元気で嬉しかったです。
ていうか今作は中瀬さん続編と言えば良いの? それとも新作と言えば良いの? 私にはワカラナイ。
 
物語のあらすじ等には関係ないんですが、ネタバレなしの感想って事で2つほど。
藤崎さんのシナリオってむちゃくちゃ良い意味ですさまじいと思います。
まず、キャラクターの作りこみ具合が違います。普段のツイートからもよく分かりますが、キャラクターへの愛と設定の練り方がむちゃくちゃすっごいんですよね。それがシナリオによく現れているので、キャラクターが物語の中で生き生きと動いている。
私はいつもふわっとしたキャラクター像を思い浮かべながら普段シチュエーションCDを聴いているのですが、紅差しさんのサークルの作品と、あとは別サークルですが暴露彼氏シリーズなどはとてもはっきりとしたキャラクター像が、音声を聴いているだけで浮かび上がるんですよね。それがすごいなって思います。これが紅差しさんというサークルの作品の魅力です。
もちろんキャラクターだけでなく、作品の雰囲気も独特ですよね。物語の独特な退廃的で哀愁に溢れている雰囲気が他のサークルにはない、紅差しさんの一番の特徴かな~と個人的には思っています。
 
あと、藤崎さんの音声作品の演出が好きなんです。例えば今回なら、体調の悪さを示唆する効果音の使い方とか、オルゴールのBGMの演出とか。ボイスドラマ含め他では聴いたことがあまりない演出なのに、情景を説明するのにとても説得力がある演出が上手いです。
あとこれは今作が初めてじゃないんですけど、(初出は人間牧場高山かな?)主人公の名前の部分にザーッていうホワイトノイズ?を入れるところとか、最初聴いたとき天才かと思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 







 
 
 
 
以下、ネタバレあり↓↓↓↓↓↓
あと今回の感想は勢いだけで書いたんで、勢いがすごいですが内容は薄いです。しかも実況形式で書いてるので読み手への不親切さMAXです。
 
 
 
 








 

 
 トラック1。
風俗店で店長さん相手にした最初の練習をね、「看護実習みたいだった」って主人公さんが言った瞬間、私は彼女に惚れたよ。主人公かっこいいかよ。
 
トラック2。
風俗店勤務を始めた主人公の最初の客が中瀬さんだったのですが、主人公を見た瞬間「足りない金は貸すからこの仕事やめろ(要約)」って言ったんですよ! 聞きました奥さん!?
リアルに「お客様は神様です」じゃんか・・・・・・
聴いてる私がマジで泣きそうになったんだから、主人公ちゃんなんてマジ泣きしたのでは?と思いました。
こんな風に、本当はやりたくなんかない仕事から颯爽と自分を連れ出してくれる人とか、もうめちゃくちゃかっこよすぎません? 神様じゃん。私には彼が輝いて見え……っていうか聞こえました。
 
いやあ、それだけじゃなくても、輝いてるよ、中瀬さん・・・・・・(涙)
「かつて王子様だったもの」では・・・・・・こう、過酷な境遇のためやばやばのやばな彼だったけど、なんか今回はフツーーに元気そうに生きてて私は嬉しかったよ・・・・・・(保護者の顔) 生きてるっていいね・・・・・・元気そうで何よりですよ・・・・・・
 
どうでもいいですが、私は元々あらすじをみて「風俗で働く主人公とその彼女に惹かれちゃう中瀬さんと主人公のお話かな」と思ったんですけど、風俗店でのシーントラック1のみでちょっとびっくりしましたん。
 
あとさ、トラック2の「王子様。」ってタイトル見たときも震えましたね。
前作の「かつて王子様だったもの」と比較すると、今回は彼の”王子様”の時代の話っていう点にまず「トラックタイトルの付け方が上手すぎて憎い~~」ってなりました。これが前作のタイトルで言っている、輝いていたはずの「かつて」の時期か・・・・・・って。今描かれているこの時期が、前作の彼がもう失ってしまった全盛期だったんだなぁって。前作では見られなかったものを見て、なんだか感傷的になりました。
しかも今の主人公からするとまさに中瀬さんは自分を救い出してくれる王子様にしか見えないしね。トラックタイトルがあまりにもぴったりすぎて感動しました。
 
ここ見てる人はもう本編聞いているモノとして扱うので余計な説明は省きます。ここからかなり説明不足で不親切な実況感想になります。

トラック3。
主人公が中瀬さんにご飯を作ることになった後の話です。
とある日の献立が、グリーンカレーと生春巻き。
中瀬「急に変化球で来たな・・・・・・」
私(主人公のチョイスほんとに変化球過ぎてワロタ)
って思いました。面白かった。
でも一個だけ良い? 主人公さんさ、生活かなり苦しいらしいのに、ご飯結構良いもん作ってない? 生活費大丈夫なのかな?
いや、100万くれた人にろくでもないもん食べさせるわけにはいかないけどさ・・・・・・

トラック4。
トラック名「隣に住むろくでもないバンドマン」
トラック名を見た私(アッ察し)
 
割とずっとプラトニックに一緒にご飯食べたりとかしてたのに、突然ナッッチュラルに中瀬くんが耳舐めしてきたシーンはマジびびった。
私がシチュCD百戦錬磨じゃなかったらあまりに突然の展開過ぎて驚愕でドン引くところでしたよ? 良かったですね中瀬さん、私が百戦練磨の女で(????)
いやだってさぁ、ずっとほのぼの(?)と仲良くしてたのにマジでいきなり耳舐めしてきたんだもんびびりません? そういう雰囲気だったって言われればそれまでだけどさ、それまでは・・・・・・そういう雰囲気だったか・・・・・・? そうじゃかった気が私にはしたんだよ・・・・・・中瀬さんは手が早いなあ(←シチュ彼あるある)
 
~突然ですが、ここら辺のシーンでで私が思ったこと~
……ねえ、もしかしてだけど店長さんもう登場しない系ですか?……
以上です。次に進みます。
 
トラック4のえっちなシーンにて、主人公さんは挿入直前に中瀬さんから告白されます。
うんうん、中瀬さんは最初から主人公の事明らかに好きそうだったもんね。二人は運命の二人だもんね。そうなるのも自然って言うか当たりま・・・・・・
 
エ゛エ゛ッ!?!?!?!?!?!
 
しゅっ主人公!?!?!? 断った!!!! この人中瀬さんの告白断ったぞよ!!?!?!?!?!!
マ!?????? え!? マ!????????
うっそマジで!?!?!?!?! ここで告白を受け入れるが、この後中瀬さんのファンの女からなんか報復か嫌がらせかを受けてなんやかんやこじれる展開かと思ってたのに!!!! 主人公!!!!!?? 主人公マジで!?!?!?!!? そしてさっき出ていた女はマジでチャイム鳴らしまくるためのキャラだったんか!!?!?!!? もっと後々色々してくるんだとばかり思ってたわ!!!!!
・・・・・・と驚愕する私。一体この後どうなるのか!? 次のトラックへ続く!!!!
 
トラック5。
え!? 何これ何これ!?!?!?!?!?!?
何この音!?!?!?! キンキンするんだけど!!?!?!?!?
最初オーブンかなんかのタイマーかと思ったんだけど、絶対これ違うよね!? 耳鳴り!? 耳鳴りですかこれ!?!?!?
主人公大丈夫!? ウワアア中瀬さん主人公を任せましたよ!! 任せましたからね!! ちゃんと病院連れて行ってね!!!!!
 
次のシーン。
あ。そば太郎さんだ。そば太郎さんひっさしぶり~!!
そばさん登場ってことはここ病院か・・・・・・
と、そば太郎さんが登場したことにより、私は何故か実家に帰ったような安心感を得て急に元気になりました。このあとすぐに絶望の淵に叩き落とされるとは知らずに・・・・・・
 
そば太郎先生(※宮森先生です)が帰ってええぞと中瀬さんに言うと、彼は食い下がります。
中瀬「恋人・・・・・・です。付き合って・・・・・・ます」
私(お前噓やんけーーーーーーーー!!!! お前噓ついとるやんけーーーーーー!!!!!)
この状況で彼がこう言いたい気持ちはよ~く分かりますが、ここで思いっきりこんな噓をついた中瀬さんに私は全力でつっこみました。お前つい最近振られたばかりやんか! まあもちろんその声が届くわけないんですけどー。
それで自称恋人の中瀬さんに、そば太郎先生(※宮森先生です)が主人公さんの病状を中瀬さんに話したんですけど・・・・・・
 
ここのね・・・・・・中瀬さん、っていうか一夜愛さんの呆然とした「え・・・・・・?」の演技が最高でした・・・・・・
聴いてるこっちも更に絶望しましたもん・・・・・・
 
・・・・・・って、え? 主人公やばくない? マ? 病状やばくない? え? 私どうすればいいの?(※どうにもできません)
前作は中瀬さんがもう未来がなかったけど、今回は主人公に未来がないの? why?????? why???????? 主人公!! 私は君が別の世界線であと6年は生きてるの知ってるんだけどーー!!? なのになんでこっちの世界線ではこうなったーー!?!?
マジかよーー!! この物語では二人が幸せに生きてくれると信じていたのにーーー!!! ウワワアアアアアア!!!!(ここで錯乱するもずく)
私が先ほど言っていた、中瀬さんのファンの女が殴り込みに来る展開ならどれだけ良かっただろうか・・・・・・
 
どうでもいいですが、私このシーンでのオルゴールの演出、すごくふわふわとした絶望的な雰囲気があって好きです。すっごい好きです。
 
トラック6。
主人公さんは次の日(?)に目覚めました。
中瀬さんが主人公に、彼女の病気についてそば太郎先生(※宮森先生です)に聴いた経緯を説明するんですが・・・・・・
オイ中瀬。とっさに付き合ってるって答えたら、じゃないよ。君、自主的に付き合ってるゆうたやんか(無慈悲なツッコミ)
 
……私、前作でも思ったんですけど、一夜愛さんの演技本当に好きで。
今回も一夜愛さんの演技に感動しました。
「何、助けてくれたからって・・・・・・
いやっ、俺は、金、渡しただけじゃん・・・・・・別にあんたのこと、助けてなんか、ない・・・・・・」
の台詞は本当に中瀬さんの心がぐちゃぐちゃになってる心情が手に取るように伝わってきて、本当に泣きそうになりました。
 
その後に続く中瀬さんの告白シーンとかさあ、なんかもう・・・・・・泣いた。
トラック4での告白もさ、若干雰囲気で言ってる感はあるけど、本心で好きだから告白したっていうのはちゃんと分かっています。でもこのトラック6での告白はね、彼の主人公への思いの全てが詰まっていますよね。今まで主人公の事をどう思ってたか、とか、風俗店で出会ったときにどんな感情を抱いたか、とか、主人公が抱えてる真実を知ってどんな思いを抱いたか、とか。
 
全部話し終わった後ね、主人公が中瀬さんに付き合って欲しいって言うんですよ。聴いていて私、すごく嬉しかった。主人公が隠してた秘密がバレてしまった今、きっと彼女は本当に望んでいること、つまり中瀬さんと共に過ごしたいことを自分が望むままに口にしているんですよね。
「いや、いいよ。責任とか、そういうの、いらない。アンタが今俺の側にいれくれるなら、何でも良い」
中瀬さんが言ったこの台詞が好き。未来とかそんなもの何も関係なく、ただただ主人公の事が好きだって言う気持ちを伝えているこの台詞が好きです。
 
トラック7の感想を一言で言いますね。
「・・・・・・? え? 普通に普通の甘々なんですが・・・・・・?」
以上です。これに尽きます。
あとパヴァーヌの使い方が憎い・・・・・・! うぉぉぉん(涙)
 
最後に・・・・・・私ね、生存主義なんですが・・・・・・いや、生存主義って何だよ? つまりキャラクターには生きていて欲しいタイプの人間なんですよ。
だから今度こそ中瀬さんと主人公さんには二人で幸せに生きていて欲しいなって思っていたんですが・・・・・・ええ、ええそうです。ええそうです、うん。
これは私の個人的意見だから聞き流して貰って全然オッケーなんですが・・・・・・うん、私はとても悲しかったよ・・・・・・(涙)
 
以上、今回の感想になります。やばいめっちゃ長くなりましたね!
ああ、ちなみに最初に言った「いかに天上かなめと高山漠が恵まれているのか(?)が分かったわ」ってやつがどういう意味かというと、「どちらも死ななければならない/死んでしまう事情がない天上カップルと高山カップルめっちゃ幸せ者じゃね?」って事です!
どうか中瀬カップルも二人で幸せになってくれよな! 以上!! 解散!!!
 
あとこれはマジクソどうでもいいんですけど、そば太郎さんが色紙プレゼントのRTして色紙ゲットしてみせるって言ってるのめっちゃ草。