こんにちは。もずくです。

今回はシチュCDの感想ではないのですが、アプリゲームの「ダウト」についての感想を述べたいと思います。

このゲームの紹介も一応していますが、何が面白かったか何が残念だったかという私の言いたい放題な感想が今回のメインです。


まず、こちらは主にアプリゲームを出しているボルテージさんのゲームです。課金なしでも基本プレイ可能ですが、イベントとかは課金しないと全クリできないですかね。でもメインストーリーに関しては課金なしでもあまり問題はありません。


このゲームをむちゃくちゃざっくり説明するなら、「容赦なくイケメンたちを追い詰めて叩きのめせるゲーム」です!

現在第1弾の「嘘つきオトコ編」第2弾の「オフィス男女編」第3弾の「セレブ大学生編」の3つのダウトストーリーがプレイできます。

基本的なストーリーの進み方が全て同じで、主人公の周りにいる10人のキャラクターの中から9人の嘘つきたちを暴き、本当に信頼できる1人を探すというゲームです。それぞれの主人公が別でストーリーも全く違った展開となっています。


私はこの作品を第3弾までクリアしました。なのでクリアに当たっての感想を述べたいと思います。



ではでは、第1弾の「嘘つきオトコ編」からあらすじと感想を述べて行きます。


このストーリーでは、ウェディングの会社で働くアラサーの主人公が、結婚を視野に入れて付き合っていた彼氏の浮気が発覚し、彼氏と別れたことをきっかけに別の結婚相手を探すお話です。

婚活パーティーに訪れた主人公は、そこで10人のハイスペックかつイケメンな優良物件達に出会います。しかし同じ婚活パーティーで出会ったオネエな占い師に「あなたが今日出会った10人の男の内、9人が何かしらの問題を抱えた嘘つき! でも残った一人があなたの運命の相手!」と告げられます。


まあもちろん主人公はそんな怪しい占い師の事は信じないのですが(笑)、出会った10人の男達とデートを繰り返す内にどんどん彼らの問題が発覚していきます。

そしてストーリー中盤で再び会った占い師に「今日あなたが会った3人の男の内、一人は妻子持ち」であると言われ、それがドンピシャで当たったことから主人公はオネエ占い師の言葉を信じ始めます。


こういうゲームでのお助けキャラ的な占い師って、ゲームだからこそ信用できる事を言ってきますが、現実でいきなり10人の男が~とか言われても絶対信じないじゃないですか。

けどこのダウトでは割と主人公が占い師の言葉を気にしつつも妻子持ちの一件まではあんまり信用していなかったっていうのが自然っぽくて私的に高評価でした(笑)


自然といえば、普通の乙女ゲームって、主人公の周りに不自然にめっちゃイケメンたちが揃うじゃないですか。特に今回の場合は主人公に近い年のアラサーばかり。普通はこんなハイスペックなイケメン達がこんな歳まで独身なわけないじゃないですか!

けど今作は、何かしらのでかい問題を抱えた男達ばかりなので、「だから売れ残ってるのかw」ととても納得できる理由があるところも自然?で面白かったです。


「セレブ学生編」が公開されたのはつい最近なので第3弾との比較はできないのですが、第1弾と第2弾を比べた時、一般的に第1弾の方が評価は高いように私は思えます。

というのも「嘘つきオトコ編」の方が主人公の恋愛に直結していて(一応乙女ゲームという括りなので)、運命の結婚相手を探すというテーマが一貫していて面白いと言われているのを前見ました。

確かに13弾を比べた時、結婚相手を探すという主人公の行動が一番わかりやすいのが今作なんですよね。他のあらすじはあとで紹介しますが、他の話はもちろん主人公の目的はきちんとあって、全員それに向かって頑張っているわけではありますが、一番明確に動いているのが第1弾の主人公でした。


あと第1弾でダウトされる9人の男たちは、全員結構抱えてる問題がガチ!!

ネタバレになるので詳しくは言いませんが、先程言った妻子持ちとか借金抱えてるギャンブラーとか、大分やべーやつらがおります。

そこら辺の抱えてる問題のレベルが結婚相手として絶対ナシ!って思えるくらい振り切れてて面白いです!


という訳で、ストーリーが一番明確なことが特徴の第1弾でした。



2弾の「オフィス男女編」は第1弾とは違い、オフィスが舞台です。結婚相手は探しません!

この話のあらすじは、彼氏の浮気を暴く過程で仕事は出来ないが上司なので逆らえないクソな常務を怒らせてしまった主人公は、絶対失敗すると言われているプロジェクトを任されているDチームのリーダーに指名されます。

Dチームは主人公を除いて10人の社員から構成されており、主人公は占い好きの清掃員のおじさんから、10人のメンバーの中に9人の嘘つきと1人の信頼できるパートナーがいると告げられ、主人公は次々と問題を抱えているメンバーを暴きます。

今回の容疑者(?)達は男性5人女性5人と、10人全員男性だった第1弾とは違い、男女混合です。


今回の話の最終目標は、プロジェクトを成功させることなので、チームのプロジェクトの成功を邪魔するメンバーをダウトしていくのがメインです。例えば主人公を妬んで嫌がらせをする犯人を見つけたり、会社のルールを破るメンバーを見つけたり。そういう場合はまだいい方で、主人公がもうしないように!と厳重注意で別にプロジェクトから除外されはしないのですが、数人ヤバイやつらが混じっています。例えば他社のスパイとか。そいつらを見つけるのが私は第2弾の面白いところだと思っています。


結婚相手を探すというのももちろんすごく大事なことではありますが、潜入しているスパイを見つけるみたいな重大任務ってワクワクしませんか!?

特にこのストーリークライマックスの8th ダウトから9th ダウトにかけてのスパイ探しが特に盛り上がる展開でとてもワクワクして楽しかったです!

あと例のクソ常務の件も片付きます!


またオフィス男女編は主人公がすごく仕事ができるキャリアウーマンでかっこいいところが好感を持てて私は好きでした。

1弾の主人公も結構仕事ができる方だそうなのですが、やっぱりオフィスが舞台の第2弾の方が仕事風景がいっぱい出てくるから分かりやすいじゃないですか。

なので私は3人の主人公さんのうちで第2弾の主人公が好きでした。


という訳で、ワクワクするストーリー展開が魅力の第2弾でした!



3弾の「セレブ大学生編」はつい先月公開されたばかりのストーリーです。

あらすじは、大企業の社長令嬢である主人公は読者モデルで去年のミスコンクイーンでかっこいい彼氏もいて友達にも恵まれ、超充実したセレブなリア充生活を楽しんでいました。

けれど、大学四年に上がる前の春休みに彼氏が変な秘密を主人公に隠していたことに気づき、別れます。

大手ゲーム会社の社長子息である彼氏との結婚を推しまくっていた両親は別れることに大反対! 別れる条件として、大学卒業までに両親が認める優良物件な彼氏を結婚相手として見つけることでした。

ここまでだと割と第1弾と似ているように見えますが、違うんです。むしろ第3弾は12弾との差別化がとても感じられるストーリーでした。


まず結婚相手を探すのが基本的な目標の第3弾ですが、容疑者10人の内3人は女性キャラです! 彼女らはまあ主人公の結婚相手候補にはなりませんが笑、主人公の邪魔をする嘘つき候補として登場します。


正直最初は主人公のあまりのキラキラしたリア充生活に、「私はなんてもさもさした生活を送っているんだろう……」と若干卑屈になっていた私ですが、途中からの展開に引き込まれました。詳しくはネタバレになるので言えませんが、嘘つきとしてどんどん脱落していく容疑者たちの順番とかが結構読めなくて楽しかったんです。

皆さんダウトをプレイする際は、誰が最後の一人として残るんだろう、誰がいつダウトされるんだろうと推理しながらプレイすると思うのですが、私的に第三弾は予想外の展開だらけですごく面白かったです!


ただ一つ欠点として、これから先「セレブ大学生編」でのキャラクター達をイベントなどで登場させるためか、各キャラがダウトされる理由が第1弾や第2弾より圧倒的に弱かったと思っています。私的に「まあ主人公を騙していたことはダメだけど、それってそこまで欠点かな……?」と思うキャラクターが何人か。もちろん明らかにアウトなキャラもいましたが。

相当潔く振り切ってる第1弾のキャラクターたちに比べると、嘘つき達を暴いてやった!という達成感がなかったです……

あと第3弾でも第1弾と同じオネエ占い師が出てきてお告げを告げるんですが、セレブ編の主人公は見ず知らずのオネエ占い師を序盤から結構信じすぎでちょっと不自然だなぁとは思いました。


という訳で、以上予想外の展開が面白い第3弾でした!


以上ネタバレほぼなしの感想でした。

謎解き部分はそこまで難しくありませんし、無理だったら攻略サイトを探せばすぐ出てくるので、手軽に楽しめる恋愛+推理ゲームとして面白いです。

現在はどのダウトからもプレイできるようになってはいますが、私は是非プレイ順次は、第123弾の順にプレイするのがおススメです。


では以下ネタバレを含む感想に移りたいと思うので、まだプレイしていない方はお願いなので絶対に見ないようにしてください!

ダウトは明らかにネタバレなしの方が楽しめる作品なので!!











以下ネタバレを含む

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ここを読んでいる方は第1弾から第3弾までクリアしているものとして感想を書かせてもらいます!


1弾に関してはネタバレなしゾーンで述べた以上の感想はあまりないのでここでは主に第2弾と第3弾について話します。


私が思う第2弾の欠点は最後の9th ダウトにおける残った二人の容疑者のです。

二人のうち一人は女性でもう一人が男性。これが恋愛ゲームであることを考えると、最後に残る主人公のパートナーは絶対男性。っていうことで証拠を探さなくても、メタ的にどう考えても女性が犯人で男性が真のパートナーっていうことが分かります。

2弾は第1弾と違って男女比を1:1にした点は好きなんですが、そのせいで最後の犯人が明らかに分かってしまうのが欠点だったと私は思っています。


でも、その(多分)メタ的な問題を踏まえて制作されたのが第3弾! 3弾はもう犯人達が私の予想を裏切る裏切る!

まず私、最後に残った涼宮くんは絶対最後の運命の相手じゃないと思っていたんです。何故なら、リリース前のキャラクター紹介エピソードや初登場の際に正直割と影が薄かったから……(ファンの方ごめんなさい)

顔や性格は結構王道王子様キャラだったので、一見最後まで残りそうに見えて残らないキャラだと思ったんですが……見事残りましたね!

私は最後は柊せんりさんとーーーの一騎打ちだと予想していました。ハイ、予想を裏切られました!


そして女性3人は最終的に全員ダウトされるものの、主人公の同期のクールキャラな澪が最後ら辺まで残り、あんこちゃんは普通に中盤でダウトされると思っていました。あざとい系ってダウトされやすそうじゃないですか(例:桜子)

あ、でも朱理ちゃんのダウト時期は大体予想通りでした。


それで第3弾が私的にすごいなと思ったのが、私は第2弾を踏まえて、最後の9th ダウトは女性vs男性ではなく、男性vs男性の一騎打ちだと思ったんです。

けどボルテージさんはその予想を遥かに超えてきました……

まさか7th ダウトで澪vsあんこちゃんのどっちが本物の親友か対決、8th ダウトで涼宮くんvs周防くんのどっちが本物の運命の相手か対決が行われ、最後の9th ダウトでは10人のうち残った二人+追加で二人の、計四人の容疑者でダウトを行うなんて全く予想もしていませんでした。

7th ダウトの時点で確かに「ん? あんこちゃんは確定で本物の親友なの? それで運命の相手も10人の中にいるんならこのあとどうするんだ……?」と疑問に思いましたが、まさかこういう展開になるとは!


しかも演出が上手いなぁと思ったのは、毎回ダウトされる容疑者たちの顔写真10枚並んでる画面あるじゃないですか。あれ、デザイン的に二枚分の隙間があるなあって第1弾の時から思っていたんですよ。その隙間を第3弾で使ってくるとは!と私は興奮しました。


3弾は主人公がキラキラしすぎでプレイしている私がネガティブになったりしましたが、この自分の展開予想が裏切られまくるのがすごく面白かったです。



以上ダウトの感想でした~~!